新居に向かうところまで

寝不足で迎えた朝。今日も暑い!それなのになぜか体は動きます。これが引越しマジック。 段ボール箱に囲まれたリビングダイニングで母にせかされながら朝食をとり、身支度を整え、まずは私自身の準備は完了、いつでも新居に向かえます。

あれ?兄弟が1人足りません。なんと今日仕事があるということ。逃げたな…。昨日のうちにすべてを終え、朝から仕事へ出かけたということです。 まあ、遊びに行ったわけではないので仕方がありません。社宅から出社し、新居に帰るという特殊な出勤です。

さて、改めて部屋の状況確認をしてみると、昨夜は最終的に力尽きて眠ってしまったため中途半端な片付き具合。残っていたものと、当日までしまえなかったものを適当に段ボールの中に放り込みます。この段階では割れものであっても1つずつ新聞に包むなんてことはしません。いくつかまとめて包むか、もはや壊れること覚悟でそのまま入れてしまいます。

よし、終わったかな?終わった! 1階の状況を確認しに行くと、準備はほぼ終了している様子。いよいよこの家とのお別れ。さようなら社宅、こんにちは「新築」です。 時間になり、大きなトラックに乗ってやってきたのはハーフパンツと緑色のポロシャツに身を包んだ男性3名。

中肉中背で筋肉質なふくらはぎが印象的な中年のリーダー、普通体系の若いお兄さん、そして見るからに頼りないヒョロヒョロ長身のお兄さん。 え?大丈夫?新築一軒家の引越しに3人?しかもそのうち1人はあんなにヒョロヒョロで重いもの持てるの?

不安を抱えたまま作業が始まりました。まずは家を傷つけないように、床や階段、壁を保護します。 そしていよいよ家具、家電、段ボールと次々に搬出、家の中がすっきりとしていきます。2階からも次々と運ばれていく荷物たち。

あ、ヒョロヒョロさんが書籍入りの段ボールを運ぼうとしている!しかも2つ重ねて。私、1つ持ち上げるだけでも腰にきましたよ?大丈夫? 私の心配をよそに、ひょいっと持ち上げ運び出すヒョロヒョロさん。さすが、業者さんです。一方リーダーと若いお兄さんは3箱重ねて運んでいます。すごい!

荷物を運び出されると、部屋の汚さが見えてきます。掃除嫌いの私ですが、さすがに準備の段階でチョコチョコっと掃除機をかけたり雑巾で拭いたりしていました。 ところが家具が運び出されると、その後ろ側から大きな埃の塊がどっさりと出現。は、は、はずかしい!

「この部屋は私の部屋ではありませんよ」感を出しながら、業者さんがトラックに積みに行ったタイミングでこっそり埃を回収、その他の怪しい場所もチェック。 汚れをささっと拭き、ゴミをささっとゴミ箱へ。ふと部屋に戻ってきたお兄さんたちの靴下を見ると埃まみれになっていて、申し訳なさでいっぱいになりました。

リビングに下りていくと、こちらも最終局面。 形がいびつなものの梱包に困っていた母。これを業者さんに任せると、段ボールを切り開き梱包材として使用するなど、プロならではのテクニックでささっと仕上げます。 段ボールの新しい可能性を見たところで搬出終了。トラック出発です。 そして昼食をはさんで新居で再集結となります。

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