母が中心になって準備

さすがに3日前ともなると今までと気合が違います。段ボールに入れたくても入れられなかったモノたちを、ついに梱包できるのです。 待ってました、これぞ引越し。ただ、まだ3日あるので全部を詰め込むわけにはいきません。

重いものは小さい段ボール、かさ張るものは大きめの段ボールよね、と今まで我慢していたモノたちを順調に詰めていく私でしたが…。 あれ?まだ重いものが残っているのに小さい方の段ボールが足りない!

前もって母に申請した数では全く足りない!おかしいな。母に相談しようものなら、もっと早くから準備しないからだよ、なんて言われてしまうに違いない。ハタチ過ぎてから小言言われたくなんてないわ、という思いから、段ボール詰めのルールを無視し、大きめの段ボールにやや重いものを詰め込んでいく私。

さて、よいしょっと…。あれ?持ち上がらない。もう一度、よいしょっと!ダメだ。 いびつに曲がる段ボール。仕方がないので床に置いたまま押し移動。こんなに重いの、当日運べるのかな?ひょっとして底が抜けちゃうかも。 中身、見られたら恥ずかしいから、とりあえず底にガムテープをいっぱい貼っておこう。

さてと、あれ?梱包済みの段ボールがだいぶ増えてきたな。これ以上増えるとそこの通路が通れなくなって遠回りしなくちゃならないじゃん。 あと3日だけど、3日間ずっと不便なのは嫌だな。まあ、たった6畳の部屋だもん。直前にちょっと頑張ればすぐに終わるだろうから、「あとでいいや」。

そこの引き出しの中身、段ボールに入れられるぞ。軽いものだから大きい方の段ボールでしょ?でも箱の半分も埋まらないのに段ボール組み立てるの邪魔だから嫌だな。 それなら「あとでいいや」。

「あとでいいや」、これが引越しにおける地獄へのキーワードなのです。 「あとでいいや」精神で今一つ片付かない私を尻目に、順調に日々段ボールの山を築いていく母。 この段階になると両親の部屋はもちろん、リビングやキッチン、玄関に至るまで、どんどんモノが無くなりすっきりとしていきます。さすが転勤族の妻!

単純に担当範囲が多いということもありますが、当然、母は私よりも引越し経験が多いので、早めにやっておかないとどうなってしまうのか、その恐ろしさを知っているのでしょう。 たとえ通れない場所ができても遠回りすれば行けるでしょ、と、どんどん通行止めの区間を増やしていきます。

泣いても笑ってもあと3日です。さて、一体どうなるのでしょうか?

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